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私事ですが運営はじめました

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先の記事でラーニングバーから、UX KANSAIの運営お手伝い(見習い)デビューを果たした。昨年末の連続セミナー懇親会で行き着いた場末の酒場でお誘いを受けて快諾したようで、その瞬間の記憶が正直あやふやなのだけども、これも何かの縁。 これまで、参加費を払って裏では運営する不思議な立場でやってきたのが、今回初めて腕章を巻いた。UX KANSAIがユーザー調査すべき対象が自分自身と言う面白い状況だなぁと思う。また「運営って縁の下でこんな事もするのか!」と新鮮に感じたので、新鮮なうちに勢いで書き記す。 運営のお仕事「会場選び」 過去に利用した会場や、別コミュニティのイベントに参加して「あそこ良かったな」と思った会場をストックしておいて、運営でイベントを開催する際には「何人くらいで、どんな事をするので、あそこがよさそう」とアタリを付ける。人の繋がりを駆使して「あの人伝いに聞いてみよう」とコンタクトを取って使用させていただく。 今回は、家具メーカーオカムラさんのラボに会場を提供いただいた。言わずもがな机や椅子が素敵なんだけれど、それ以上に担当者がものすごくお優しくて周りの運営の方も「私、こんな優しくされたことない・・・」と戸惑うくらいだった。 ご厚意で、イベント参加者にもオフィス見学ツアーをさせていただいた。もともとの生い立ちが飛行機の部品メーカーだったので、椅子のギミックが滑らかで体に馴染む。確かにお値段ははるけれど、実際に触れてみるとファンになった。 運営のお仕事「受け付け」 今回はPeatixを利用させていただいた。それ自体は特筆するようなことでもないけれど、セミナー内でサービスづくりをする際に「到着確認はQRコードで」と平気で言ってしまうところ、実際に受付をする文脈にて不意打ちでQRコードを出してもらうとひと手間が煩わしいものだなと、妙な事に気付く。 来客者目線で「この入り口に来れるか?違う方に行くのでは?」と思って、立て看板を立ててみた。迷う人が減って、スムーズに受付で画面を出してもらえるようになった。 それにしても、「到着なう」と↑この画像がSNSに流れる事になる(SNSから拝借)ので、もっとカッコよく書いたらよかった。 運営のお仕事「人集め」 最初は「なかなか集まらないなぁ」

UX KANSAI「よいサービス・製品のための、UXデザインの考え方」

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カンファレンスの本編よりコーヒーブレイクの方が議論が白熱する。そんな形態の議論を促すべく、講義の後は各自で持ち寄ったテーマをグループで議論する「ラーニングバー」を執り行った。<http://peatix.com/event/227184> 前半戦は講義から まずは講義を聞く。浅野先生の概論は同じ話をされていても聞く度に印象が変わるのが面白い。 初めて聴くと勘所の多さのあまり分からないなりに惹かれ、何かガツンと殴られたような感じになる。一周学んで聞くと、記憶が薄れていたテーマを思い出すとともに、各テーマ同士の繋がりかたに気付く。実は自分自身が変わったことを感じ取る。 倉光先生はUXコミュニティーから巣立たれた卒業生として、クックパッドで活躍しておられる。実務的なお話で、「あくまで一例」と仰っていたけれど、小さなサイクルを多く回すという基本を忠実に実践していらっしゃる。 ラーニングバーに突入 講義を聞いて各自が議論したいと思ったテーマを付箋に書き記す。最初の席は自由だけど、座ったグループで取り組む訳ではない。 50人の参加者が次々と議論テーマを付箋で張りに来るのを事務方がグルーピング→ラダーアップ→ラベリングする。KJ法を源流とするUXデザインの基本所作ながら、参加者を待たせないように時間のプレッシャーが凄かった。 テーマに対してリーダーを割り当て、参加者は興味のあるテーマに群がる。人気テーマで人が多過ぎると議論に参加できないので、5〜6人になるようにする。 「私のラベリングがイケてなかったら遠慮なく書き換えてください」と依頼して回る。付箋の数が密集する「ユーザー調査の方法」のようなテーマは、「定量・定性」や「関与あり・なし」のように、テーマを分割しても良かったなと反省。 つまみながら議論 舌を滑らかに議論するため、つまめる軽食が振る舞われる。議論が始まると「食べてる場合じゃない!」事態になり余るので、ちょうどよい発注量を読むのは難しい。 議論スタイルはチームそれぞれ違う。囲われた談話スペースを使ってギュッと寄り合って議論できるのは、オカムラさんのラボならでは。 いつものUX KANSAI連続セミナーだと常連参加が多い中、平日開催にしてみるとHCD-N